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消防本部と医師会の勇気に拍手!

消防本部と医師会の勇気に拍手!

  • 2002年01月11日(金) 00時00分
  • 分類:活動
  • 投稿者:admin

消防本部と医師会の勇気に拍手!
議会としてもバックアップを!
 
昨年12月中旬。新聞各紙で取り上げられた話題です。

【新聞記事要約】
 長岡市消防本部(消防本部とは、簡単に言うと救急車や消防車を運行しているところです)で、救急救命士(救急車で搬送中に患者への処置を行う人)が法律で医師にしか認められていない気管内挿管(心肺停止患者への処置で、肺への酸素供給が目的)を医師の指導の下、5年間で383人に対し実施していたことが判明。県は消防庁(消防組織のトップで、国の機関)からの通達を受け、実施しないよう県内の各消防本部に指導。

 長岡日赤病院の外山副院長は「気管内挿管によって心肺停止患者の蘇生率は上がる。救命士にも技術があるなら、法律で禁じられていても、救命という本来の役目を重視すべき」としており、救命士は病院で1ヶ月の研修を受けていたとのこと。

 長岡市消防本部でも「医師の指示を受け、電話で連絡を取りながら実施した。違法だとは分かっていたが、一分一秒を争う中での善意の判断だった」とコメントしている。

 私はこの記事を見たとき、違法と知りながらでも人命を救う行動に感動を覚えました(当たり前の事なんですが、今の世の中それがなかなかできない)。昨日、消防長とお話させていただきましたが、公務員にありがちな「ことなかれ主義」を脱し、マスコミ対応等、正々堂々とした行動に長岡市消防本部の心意気を見た思いです。また、現場の救命士や、外山医師をはじめとした長岡市医師会も無念でありましょう。

 法律違反は確かに悪い事ですし、今回の法律を、救命士が気管内挿管できるように改正できない理由もいくつかあるようです(私にはその理由が正当とは思えませんが)。

 しかし、このままでよいのでしょうか?

 こんな時に早急に長岡市議会ができる事は、国に対し法改正の意見書を提出する(議会はそんな事もできるんです)ことだと考え、議長を含め数人の議員と話し合いました。おそらく、意見書の提出については多数の議員が賛成でしょう。しかし、その提出時期については議員間での相違があります。①県・市・長岡市医師会など関係機関と十分に調整した上で3月議会で提出する(議会を開かないと意見書は提出できません)。②3月より以前に意見書の為の臨時議会を開いて、早急に提出する。現在この二つに分かれている様子です。
私は②でいくべきと考えています。人命にかかわる事ですので一刻も早く法改正要望を提出すべきです(意見書を提出したからといって、国がそれに応えるとは限らないのですが)。また、市議会は独立機関であり、我々長岡市で起こった問題です。先ず議会が消防本部や医師会への応援体制を示し、その上で関係機関へ追随を促すくらいのリーダーシップを取るべきです。