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イージス・アショアに官の劣化を感じる

イージス・アショア配備計画の停止が発表されました。(詳細は新聞等が報道しています)
候補地選定の段階でずさんな資料に基づいた説明が行われ、今回はミサイル発射に使う装置を安全に落下させるためには費用や期間が膨大に追加されることが判明したとのこと(これまでは安全に落下させることが可能と説明してきた)。
巨額の事業かつ国土防衛の事案に対し、薄っぺらな準備や調査しか行われていなかったことは驚きです。現場の意向を無視して、結論ありきのトップダウンで進められてきた可能性もあると思います。

いずれにせよ、近年の様々な官僚による事件や不祥事を見ると、官僚の劣化が激しいと感じます。いくつか思い浮かぶ原因の一つは、一部の組織のトップクラスが劣化し、それが波及しているということです。長岡市職員は基本的に真面目で優秀だと感じていますが、昨年発覚した官製談合事件は市幹部によって行われたものであり、これまでの調査によって大変根深い事件であることが分かってきました。長岡市においても職員の劣化を招かないよう注意が必要です。あっ、政治の劣化も激しいですね。いやいや大企業も劣化しているし、人類全体も劣化しているように感じます。
しかし、物事には裏表があるので、こんな状況だから目覚める人も出てくるはずですから、危機感は持ちながらも悲観はしていません。
「人は何のために生きているのか」といった心の原点から立て直さなくてはならない時代なのでしょう。