室温低下・我が家の食料自給率アップ・諸々の精神的効果が得られる我が家の緑のカーテンも今年で3年目になります。
過去2年やってますので、それなりのノウハウが蓄積されていまして、今年は更なる充実を目指してやってきました。
その結果、今年は家の東西南面のほぼ全ての窓に緑のカーテンが設置されています。これまでは趣味と実益を兼ねて夢中でやってきたのですが、この前、家の裏の土手から見ていたら、ふと「これは市内最大級の規模だ」と思いました。仕事柄あちこち走り回りますが、こんなに全面的に設置しているのは見たことがありませんから・・・。好きで「緑のカーテン道」を追求していたら(そんなんあるんか(笑))、こんなになっちゃったって感じです。
今年の喜びとしては、初挑戦した小玉スイカの空中栽培(緑のカーテンのネットに這わせる)がそこそこ成功し、ほとんど手を掛けなかったにもかかわらず美味しいスイカができたことと、キュウリがこれまで以上に美味しかったことです。
また、今年は生態系の妙も感じることができました。
実は昨年、ひょうたんを植え、凄い勢いで繁茂してくれたもので期待していたんですが、ある時からウリキンウワバという虫がついて葉をほとんど食べられてしまいガッカリしたのです(他の植物にはつきませんでした)。だから今年はひょうたんをやめ、替わりに同じく葉がよく茂るといわれているカボチャを植えてみました。期待通りよく茂ってくれたのですが、またあの悪魔(笑)ウリキンウワバが発生しました。そして、それと時を同じくして屋根にアシナガバチの巣が発見されました。4歳の娘がいるし緑のカーテンの作業で屋根に登ることもあるので、蜂の巣を駆除するべきかと悩み、とりあえずインターネットでアシナガバチの生態を調べてみると・・・。なんとウリキンウワバを捕食してくれるようだし、攻撃性は低いことが分かりました。人間以外の生物ともできるだけ共生したいと思っていますので(エッ、ウリキンウワバとも? も・も・もちろん、できるかぎり)蜂の巣を駆除せずにいたところ、ウリキンウワバは発生しますが去年のように成長することがなく、よって葉も保たれています。蜂が直接の要因なのかは断定できませんが、去年はアシナガバチの姿をあまり見なかったような気がしますので、私としては蜂効果と考えているところです。
3年試行錯誤してみて、「我が家の緑のカーテンはヘチマ・琉球朝顔・ゴーヤを主力にしながら、食べる楽しみのキュウリ・スイカを混ぜ合わせ、連作障害に気をつけながら植える」のがベストのようです。
暑い日が続き、我が家の緑のカーテンはまだ活躍していますが、来年は土作りを進化させて満足度を更に高めたいと思います。
皆さんもチャレンジしてみては如何ですか? 人間は土と離れては生きていけないって感じるかもしれませんよ。