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「川口町との合併問題」の取り扱い

「川口町との合併問題」の取り扱い

現在、12月議会開会中です。
私は、「川口町との合併問題の取り扱い」について一般質問を行う予定にしていました。

財政状況が切羽詰った川口町からは、昨年9月と本年2月の2回にわたって合併協議の申し入れがありました。そして川口町の議会では、町長が「長岡にボールを投げたのだから、長岡の対応待ちだ」という旨の発言をされています。
長岡市としては、合併の是非に係わらず誠実に対応しなければならないと考えます。
しかしこれまで、どのような日程と手順で検討・交渉していくのかが川口町と長岡市の住民や議会に示されていませんでした。
私は、2度目の合併協議申し入れから10ヶ月経過していることと、先月行われた市長選挙でも川口との合併問題が争点にならなかったことから、森市長3期目の初議会でこの問題を取り上げようと思っていました。

そして、質問通告(一般質問は議長に事前通告が必要)を行おうとした際、加藤一康議員がこの問題について通告していることが分かりました。そこで加藤議員に、どのような観点で議論するのかをお聞きしたところ、同趣旨で同じ思い入れであることが分かったため、この件は加藤議員にお任せすることにしました。

市長の答弁は「申し入れがあった時、合併する・しないに係わらず、まず川口町が行財政改革を進めてほしいと申し上げた。ここへきて、川口の財政状況に改善が見られるので、長岡がじっくり検討する時間ができた。今後は情報を整理・公開し議論したい」という旨のものでした。
今回示された見通しは、長岡にとっては問題のない内容と思いますが、川口町からも理解してもらえるのか? 今後、話し合いを行う必要があると思います