防衛省の守屋前事務次官が逮捕され、汚職の実態が明らかになりつつあるようです。
行政事務方トップですので、彼も高学歴でした。このように、高学歴の持ち主であっても問題を起こす人が後を絶ちません。
現在の高学歴信仰は、相対的価値の追求によって引き起こされていると思います。
高学歴でも人道を外れる人と、低学歴でも真っ当に精一杯生きている人。人生の価値として、学歴(相対的価値観)と生き様(志)、どちらに重きを置くのか、よく考えなくてはなりません。と言いますか、考えなくても分かると思うので、後は私自身も含めて一人ひとりが実践していく必要があると思います。
最近、「志って大切だな」とつくづく感じます。
例えは変かもしれませんが、包丁で例えます。志を持って使用すれば美味しい料理を作って人を喜ばせることができますが、使いようによっては人を脅したり傷つけることにもなります。まさに心によって、その使い方が変わってくるのです。
ところで、私の名前は貴志です。命名する時に「この男は志を持たないととんでもない人間になるぞ」という天の忠告が親に聞こえたかどうか分かりませんが(笑)、今になると自分を戒める良い名前を頂いたと感じています。
志や愛情を持ってモノや自分の体を使えるように、少しずつ訓練していきたいと思います。