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縦割りに横串

縦割りに横串

  • 2005年08月12日(金) 00時00分
  • 分類:活動
  • 投稿者:admin

 以前から化学物質の低減を訴えています。行政の使用する化学物質の低減については市も総論は賛成してくれるのですが、個々の化学物質を一つ一つ調べて使用禁止や代替物使用に切り替えるといった具体的行動になかなか結びついていません。そういうことなので、問題の指摘されている物質についていちいち私が議論していかなくてはならない状況です(例えば、リン酸エステル入りワックス・殺虫剤・ポリカーボネート製食器のビスフェノールAなどなど)。

*化学物質の危険性については「せきたか通信」をご覧ください

 昨年の6月議会で、トイレの防臭剤(トイレボール)のパラジクロロベンゼンの危険性を指摘し、特に子供の使用する学校のトイレからの撤去を提案したところ、「学校環境衛生基準も改定されているので使用禁止の指導を徹底する」との答弁がなされていました(子供は大人よりも化学物質の影響が大きい)。

*パラジクロロベンゼンの危険性については「せきたか通信№6」をご覧ください

 ところが先月、あるコミュニティセンターに入った時、パラジクロロベンゼン特有の臭いがしたのでトイレに入ってみると、しっかりと防臭剤が入っているではありませんか。コミュニティセンターは児童館が併設されることが多いので、子供の使用も多いのですが・・・。

 私の昨年の質問は学校のトイレにおける防臭剤の撤去であり、児童館や公園については聞かなかったため、私のミスです。しかし、以下の文はそのことを棚に上げて述べさせて頂きます。

 前述のように、昨年の質問の具体的内容は学校のトイレに関してだったのですが、発言趣旨としては「子供をパラジクロロベンゼンの暴露から守らなくてはならない」というものでした。もし行政側が趣旨を理解してくれていたら、学校に限らず子供の使用する公共トイレについてすぐさま対応してくれていたと思います(保育園については対応してくれていた)。学校は教育総務課、コミュニティセンターは生涯学習課、保育園は児童福祉課と所管が縦割りになっていますが、パラジクロロベンゼンという横軸の共通項に対しての対応に問題があったのかもしれません。

 縦割り組織は非常に有効な側面を持っていますが、現代の問題は縦割り組織に横串を刺して格子状の組織(マトリックス組織と言います)を作って部門間の連携を強化しないと解決できないものが多いと感じます(今回の件では環境部が横串の役割を担うべきと思います)。

 パラジクロロベンゼンについては6月議会で質問し、「コミュニティセンターについては学校に比べて取り組みが遅れていたので今後対応する」との答弁を頂きました。

 今回の件については行政側の問題もありますが、趣旨を理解してもらえるような質問ができなかった私の問題もおおいにあるのです。反省。