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海外視察の中止を求める請願

海外視察の中止を求める請願

  • 2003年12月15日(月) 00時00分
  • 分類:活動
  • 投稿者:admin

 以前も書いた長岡市議会の海外視察について、この度、「海外視察の中止を求める請願」が多くの市民の努力と勇気(153名の署名)によって議会に提出されました。西沢・桑原両無所属議員が紹介議員で、私は委員として発言してゆくことになりました(私の所属する総務委員会で審議されますので)。

 長岡市議会の場合、毎年4人前後の議員が一人約70万円(市政調査費とは別)の税金で海外視察に行っております。

注:請願については長岡市議会HP(ここを押して)をご覧下さい

 海外視察の議論をすると、「海外視察そのものに反対なのではなく、その内容をもっと充実させる(目的意識をもった視察とその後の市政への反映)必要がある」とのご意見を頂戴することもあります。私も、真に有効なのであれば大いに結構と思っておりますし、どうせやらなきゃならないのであれば、より充実させる必要があると考えており、基本的には同じ認識です。では、なぜ視察の中止を求めるのかと申しますと、理由は以下の通りです。

(1)これまでの4年間、「中止も含めて視察のあり方を見直そう」と議会に提案し、一部の議員からも見直し論が出されたのですが、本格的な議論はなく従来通りの方法で行なわれていて、現状では見直しされる可能性が低い。
また、長岡市会議員は一人年間72万円の調査費が支給されますので、これを使って行くことも可能。

(2)本年度の視察予定者4名のうち2名が辞退。また、本年度の議長選挙の折に3候補者中2人の候補者が海外視察の中止を公約した(選ばれた議長は触れなかった)。
このことから、「見直しではなく中止」と考える議員が増えてきたことが分かった。

(3)実際に現地へ出向く視察には一定の効果があると思われるが、インターネットが普及し(自動翻訳も可能)、海外動向を紹介する雑誌や書籍も多数出版されている現状では、以前ほどの費用対効果が認められないものと考える。

(4)現在、長岡市は財政改革に取り組んでおりますが、議会費についても削減してゆくことが妥当。(議員の給与は若干減りましたが、それ以外の費用は減っていません)

(5)民間企業の経営や市民生活が、不況のあおりを受けている状況での市民感情に考慮が必要。

 これらのことから、中止すべきと考えるに至った訳です。

 先日、この請願が正式に受理され、12月17日開催の総務委員会で審議されます。これまで、海外視察や政務調査費等の議員が使わせて頂く税金ついて、公式な場で議論されたことはないと思われますので(各派代表者会議という任意・非公開の場で行なわれてきた)、市民の目に見える場で議論することは、大変価値あることだと感じています。

 今回の請願で、海外視察が中止になるかどうかは分かりませんが、見直しも含めての海外視察のあり方(ひいては議員意識の問題)に一石を投じたいと考えています。