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茨城県で講演 & 過度な競争社会について

 4月29日、環境問題とその根本原因について、茨城で講演させていただきました。

 10年前に、ある人材教育を受講した時のメンバーが、ここ数年、自宅の庭に友人を招いてパーティーを開催しているのですが、「ただ集まって、飲んで騒いで、楽しかった。というだけではなく、何かプラスアルファが欲しい」ということで、声をかけてもらった次第です。
講演もさることながら、飲んで語り合えた事も大変有意義でした。

 また、私が最初に就職した会社が茨城県だったもので、この機会に友人(同僚)を訪ねてきました。

 当時の彼は "仕事一本やり" って感じだったのですが、最近になって違和感を覚えてきたそうです。仕事をやればやった分だけ幸せになれるような気がしていたらしいのですが、実際は逆にドンドン厳しく・辛くなってきているそうです。

 実は、過度な競争社会(程よい競争ではない)って、そういう事なんだと思います。例えがふさわしいかどうか分かりませんが、一つの事例を挙げてみます。A君は中学校時代にクラスでベスト10の成績を取れていたとします。彼は受験戦争に勝ち残って、進学校に進みます。その高校は同じレベルの人が集まっているので、その中のクラスでベスト10に入るのは中学時代より難しくなります。だからより一層努力しなくてはなりません。でも、A君は更に勝ち残って有名大学へ進んだとします。そこは各地域で勝ち残った人達の集まりなので、その中でベスト10に入るためにはもっと頑張る必要があります。更に更に、就職戦線・出世競争と戦い(競争)は果てしなく続いていくのです。勝ち続けるために、気を休めている暇は有りません。より高度な戦いが待っているからです。そして、そんな日々が永遠と続いていきます。

 でも、最終的に勝ち残れるのは一人(会社で言えば一社)しかいないんですよね。勝ち負けの世界では、勝利者以外のその他99%は脱落者(敗北者)になってしまうのです。脱落が恐くて、もしくは最後の勝利者になりたくて努力している人が多いのではないでしょうか。だからドンドン辛く・厳しくなっていくのだと思います。

 競争ってなんだろう? とか、(競争社会に生まれ育つと、それが当然と思い込んでしまいますが)なぜ競争するのだろう? と考えた時に意外な答えが見つかるかもしれません。

 そんな事を考える余裕もない程頑張っている人にこそ、チョット立ち止まって欲しいものです。