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勘違い

 今日の午前中は冬囲いの撤去作業。「とくだね」というテレビ番組を見ながら支度をしていたら、地球温暖化について話していました。

 南極の氷が崩落し、その面積は鳥取県位なんだそうです。リポーターが「ペンギンの数なんかも減っていて大変だ」と言っていました。私は「そうそう。もっと全国ネットでいろんな(深刻な)情報を流してくれ! でも、これだけでも良しとせにゃならんかな」などと思いながら注視していました。しかし最後になって「南極の氷が全部溶けると海面が70センチ上昇するんです」と述べ、画面にもそのように表示されているではありませんか。それを見るや否や、私は受話器を握ってしまいました。何故って? 南極の氷が全部溶けると本当は70メートルの海面上昇が起きるからです。70センチでは、視聴者が「たいしたことなさそうだから大丈夫だ」と思ってしまいかねません(70センチの海面上昇でもかなりの影響が出るのですが)。すぐに訂正してもらおうと思い104にダイヤルした瞬間、「はて、この番組はTBSだったかな? フジテレビだったかな?」と迷ってしまいました。そこで、とりあえずTBSに電話しました。
 「本日は休業日です。お急ぎの方は警備員室○○○番までご連絡ください」とのアナウンステープ。警備員室にかけるとプープーと通話中の音。やはり全国から電話が殺到しているのか? 更にリダイヤル。つながった。「あのー、お宅様は只今とくだねっていう番組を放映中ですよね」と聞く私。「はい」と答える警備員。やっぱりTBSだった。番組中での誤りを指摘し、よく調べてみて下さいと言う私。
 番組は進行し次のコーナーに入っている。「はたして番組が終わるまでに訂正できるのだろうか」と心配し、作業そっちのけで全く興味のないスティーブン・スピルバーグ(映画監督)特集を見守っていると、アナウンサーが「ここで訂正があります、先ほどの温暖化の報道のなかで・・・・・」。
 「間に合ってよかった。でも、あの報道の直後にテレビを切ってしまった人は誤解したままだな。テレビ局も環境意識を高めて欲しいものだ」と思う私。テレビではキャスターとコメンテーターが「でも、70メートルって事はこのフジテレビもほとんど沈んじゃいますね」。
「エッ」と私。

 私が間違え、警備員さんも間違えるという二重のミスです。よく考えてみると、警備員さんはTBSの社員ではないでしょうから「○○はお宅の番組ですよね」と言われても、よく分からなかったのではないでしょうか。
 でも、ちゃんと訂正されたって事は、誰かが(おそらく多くの方が)しっかりフジテレビに指摘してくれたのでしょう。心強い限りです。