世界で最もダイオキシンを排出している日本(全世界の1/2とのデータ有)。
しかし、その実態調査は万全とは言えません。
長岡市の大気中ダイオキシン濃度の調査は、年に数日しか行われていません(全国的傾向です。調査方法や予算の制限もあって、仕方ないのかもしれませんが)。
これまでの調査は、大気をサンプリングして分析するといった方法だったので、採取日に風が強かったり、雨が降ったりすると低い値が出てしまいます。また、長岡は大丈夫だと思いますが、採取日が予め行政に通知され、その日だけ生ゴミやプラスチックを燃やさないようにして(生ゴミやプラスチックを燃やすとダイオキシンが発生しやすいと言われています)、故意に数値を低くしていた事例もあります。
そこでこの度、私は松葉によるダイオキシン調査を行うこととしました。植物も人間と同じように、呼吸によってダイオキシンを体内に取り込んでしまいます。松の葉はダイオキシンの蓄積を端的に表してくれるのです(国際学会でも認められています)。松は24時間365日呼吸をしていますので、その葉を調査すれば真の年間ダイオキシン濃度が分かるという訳です。
この調査は大規模でも小規模でも行えます。私が計画している調査には28万円の予算が必要です。このうち半分くらいは市政調査費(税金)で賄えそうなのですが、残り半分は自腹となりそうです(市政調査費は年間72万円ですが、今のところ講演会や研究会の参加費&交通費で40万円、書籍で10万円、事務用品で 10万円の見通しです)。
そこで、財政的支援又は松葉採取の御協力をお願い致します。