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「森と自然を守る会」に参加

  • 2000年11月23日(木) 00時00分
  • 分類:活動
  • 投稿者:admin

 11月17・18日に「第13回 森と自然を守る全国集会 in村上」へ参加してきました。その分科会の中で、行政による環境検査(調査)に触れていたので報告します。

事例1(新潟大学教授より) 

 新潟県内で農地を掘削しての不法投棄が発覚し、撤去と土壌検査が行われた。保健所による土壌中重金属の検査では、採取した土に水を通して、出てきた水の中に含まれる重金属を検査したそうです(法律上はそれでよいとの事)。そしてその結果は「異常なし」。しかし重金属は水に溶けにくいので、土に水を通すのではなく酸を通さなくてはならないそうです。

事例2(環境団体より) 

 茨城県で土壌中のダイオキシン調査をした際、行政は現場の砂(ダイオキシンは砂には吸着しにくい)を採集し、その中に含まれるダイオキシンを調査した。行政に不信感を抱く住民は独自に研究者に調査を依頼した。その研究者は粘土質の土を採取し調査したところ、行政側との数値に大きな差が出た。

 今までもなんとなく感じてはいたが、以上の2つの事例から、例え行政側が「調査結果では異常がありません」と言っても、その調査方法が適切でない場合があることが分かった。「何を信じたらいいのか分からない」といった現代社会の歪みが見えるが、泣き言を言って済ませるわけにはいかない。我々に専門的な知識が要求されているのであるが一般人にはなかなか難しいので、困った時には良心的な専門家に相談するべきだと感じた。