以下の文中で使われている言葉の意味が不明な方は、トップページに戻り「せきたか通信 NO1」をご覧下さい。
10月31日に代表者会議で発言を許されました。会派無所属議員が代表者会議に出席するのは前代未聞だそうです(そもそも無所属議員自体があまり存在していなかった)。
なぜそうなったのかと申しますと、話は本年3月にさかのぼります。平成12年度予算の議会の海外視察費について疑問を感じた私は、3月議会でこの項目について質問する予定でした。しかし、「議会で自らの足元である議会費について質問するのは如何なものか」とか「前例がないので、そもそも誰が答弁すればいいのか分からない」との見解が議長サイドより示されまして、議会で発言すべきかどうかの話し合いがもたれました(議会の予算は予め代表者会議で意見集約されている)。私は「議会での議論に聖域を設けるべきではない、また自分は代表者会議に出られないのだから議会で発言するしかない」と申し上げ。話し合いは膠着してしまったのです。そこで議長より「そういうことであれば海外視察の件に限定して、関議員に代表者会議での発言を許すように各会派にお願いしてみる」との調停案が出され、私も非常に迷いましたが様々な条件を考慮し、今回は議長案に同意しました。・・・ということで、7ヶ月の時を経てこの度の代表者会議での発言に結びついたのです。今回の私の発言内容は「海外視察自体を否定するものではないが、次の二つの理由から一旦中止すべきである。一つ目は、長岡市の財政健全化に向けて努力しなくてはならない時に議会費についても見直す必要があり、その際、費用対効果の観点から、まず海外視察を取り上げる事が妥当である。二つ目は、市民感情からすればただでさえ不透明な議会活動の中にあって、特に海外視察についての反感が大きい。市民の合意を得られるような形で海外視察を行う必要がある」です。しかし、来年及び再来年も海外視察は続行するとの決定が成されてしまいました。