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安保関連法の成立に際して思うこと

世論調査で反対や慎重意見が多かった安保関連法が成立しました。
安保関連法には反対であるとの私の考えと理由はこれまでに述べてきたので、今回は法案可決に至る過程で感じたことを述べます。

①各地でデモが行われ、これまで政治に無関心だったり、政治的発言を控えていた多くの国民が声を上げ、行動を起こしたことは大変良かったと思います。

②しかし、感情的な反応をしている人も多いように見受けられます。感情的エネルギーはとても強いので、物事を動かす起点となることもありますから、それなりの意義もありますが、感情的反応は次なる感情的反応を引き起こしやすいことを考えると、真に効果的な反応であるとは思いません。場合によっては(怒りや恨みといった)感情的なものの拡散にしか過ぎないという側面もあると考えます。

③安保の件では民主主義も問われていますが、真の民主主義は感情的なものを除いて、真摯に冷静に静かなる情熱をもって理論的に話し合う必要があると考えます。従って健全な民主主義の実現のためには、一人ひとりがアンガーマネジメントのように自らの感情をコントロールできる人間を目指す必要があると思います。怒りの戦争反対運動から愛の平和運動への昇華が今後の課題だと感じます

④また、今回のデモのように不特定多数に訴えることはとても重要ですが、それと同時に自らの身近な人とじっくりと腰を据えて分かち合っていくことも重要だと思うのです。