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踏んでしまったカマキリから生き様を教わる

1ヶ月ほど前の出来事です。野外で立ち話をした後、体の方向を変えようと後方に足を踏み出した時、足の裏に「グニュ」という感触が伝わりました。瞬時に足を上げて地面を見ると、産卵が近いと思われるお腹の大きいカマキリがいて、その腹から内臓のような卵のようなものが飛び出しているという痛々しい状況になっていました。私が罪悪感を抱きながら見守っていると、つぶれた腹と左の後ろ足を引きずりながら、目指していた方向へ引き続き進んでいきます。「コノヤロー」と私を睨みつけることも、うろたえることも、「何が起こったのだ」と周囲や自分の体を確認することもなく。

生物としてはカマキリと人間では大きな違いがありますが、他方では生物(生命)という共通点もあります。人間の脳ミソを除いた純粋な生命エネルギーは、実はこのカマキリが示してくれたように、淡々と、しかし力強く生きていく凄いものなのかもしれません。
(今回気づきましたが、生命って、命を生かす(生きている命?)って書くのですね)