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  • 2000年12月01日(金) 00時00分
  • 分類:日記
  • 投稿者:admin

11月3日 新潟日報

見出し  へその緒から環境ホルモン 人体での検出は初 樹脂添加剤「DEHP]

DEHPは塩化ビニール製の手袋やおもちゃなどから溶け出すことが判明し問題となったが、人から検出したという報告は初めて。調査は、新生児10人から集めたへその緒を分析。6人からDEHPが検出された。DEHPは、プラスチックを軟らかくする添加剤などとして使用。外食産業などで食品の盛り付けなどに使われる塩ビ製手袋から溶け出していることが明らかになったほか、塩ビ製のおもちゃを子供がなめたりかんだりした際、健康に悪影響を与える恐れが指摘されている。

11月15日 毎日新聞

見出し  ビスフェノールA 人の卵巣に存在 東大グループ確認

卵巣へのダイオキシンの蓄積は既に明らかになっていたが、今回の発見で人の生殖器官が複合的に汚染されている恐れが高まった。環境ホルモンと疑われているビスフェノールAは食事などを通して人間も日常的に摂取しており、人にも何らかの影響を及ぼしていることが危惧される。

北野大教授(ビートたけしの兄)の講演を以前に聞いたことがある。彼の専門分野は環境だそうだ。彼が語るには「化学物質は極めて危険だ。動物(マウスなど)実験で安全性(許容量)を確認し、例えばその1/100の量を人間の摂取量と決めているので大丈夫ということになっているが、そもそもマウスに異常がなかったので人間も大丈夫という理論が証明できない。それに、マウスの1/100ならば安全という科学的な根拠もない。さらに、動物実験は単一物質での実験であるので、複数の物質による複合汚染についての安全性は何の保障もできないし、これだけの化学物質の複合汚染をチェックする事は不可能」とのこと。