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カウンセラー4DAYセミナー に参加

カウンセラー4DAYセミナー に参加

日時平成19年6月22日~平成19年6月24日まで 3日間
場所ふれあい会館(岐阜県)
用件カウンセラー4DAYセミナー に参加

概要


担当講師:教育カウンセラー  柏原 清保 氏

1 カウンセラー概論


①カウンセラーの限界性:カウンセラーとして、人にはカウンセリングを行うことは出来るが、家庭の中では感情が先に立ってカウンセリングが出来ない(調和がとれない)
②聴くこと(話を聴く)、聞くこと(質問する):「会話のキャッチボール」と「会話のドッジボール」
③受けとめ、自己発見(気づき)、理解:劣等感は係わってもらう以外に克服できない
④カウンセラー自身の家庭と家系が、問題としている、してきた事を解くことが出来なくして、クライエントの問題としている事は解くことが出来ない
⑤人の心を解くための方程式は、カウンセラーの人格(心の位置)で提示することであり、それを解くのはクライエント自身である
⑥カウンセラーの基本は、子を思う「お母さん」「お父さん」である

2 MCA理論

①「差のある見方」から「違いの見方」へ
 i 第一段階:差のある見方(良い悪い、○×)
  「問題」を「問題」としている。「悩み」を「悩み」としている
 ii第二段階:価値観の分別(責めからの脱却、相手の立場に立った見方)
  「差のある見方」から責め心となる自分自身に気づく(自己発見)
 iii第三段階:(うまくいかなかった場合の)責任は相手、
    (うまくいった場合の)栄光は自分
  客観的に自分自身が見えるようになり、自己の情を分別することができる
 iv 第四段階:動機の分別(相手にとって良かったかという基準)
  ・「問題」が「問題」でなくなる。「悩み」が「悩み」でなくなる
  ・相手より優位に立とうとする
 v 第五段階:違いの見方(責任は自分、栄光は相手。○×→○○へ)
  自分自身を受け止めることで相手をも受け止めることができる(自然体)
②現象を受け止める(現象に相対する)→思いを受け止める(思いに相対する):
    現象ではなく価値に相対することが必要
③夫、妻、子、孫といった家族の間で情の反発が連鎖する
④人間は、知的感覚で理解し、情で納得し行動する

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