議会を活性化する為、議会活性化検討委員会が設置され(公的な組織ではありません)、私も委員となりました。
議会改革は私の公約の一つでもありますので、この委員会で活発な議論を行ないたいと思います。
約1年かけて様々な項目を検討することになっていますが、12日(火)に3回目の会合が開かれました。
私は、前回2回目の会合で「議会に対する市民アンケートを実施してはどうか」と提案していました。議会は市民の為に存在するわけですから、その市民から見て議会はどのように映っているのかを参考にすることは有意義だと考えたからです。
今回の会合で「アンケートを行なうか」について議論が交わされ、約3/4の委員が反対され、委員長の裁定でアンケートは行なわないことになりました。
以下はアンケートに関する私の発言です(一口にアンケートと言っても、方法・内容・取扱・分析等には様々なレベルがありますが)。
①議員に対する評価は選挙を通じて行なわれますが、議会に対する評価は行なわれていないので(あえて言えば投票率かもしれません)、アンケートを採る価値はある。更に、例えば4年に1回という頻度でアンケート調査を行なえば、議会改革の効果や経年評価も把握できる。
②議員は日々の政治活動の中で議会に対する市民の評価を感じているとは思うが、議会という組織として積極的に市民の声を聞く仕組みをキッチリ作っておいたほうがよい。
③たとえ時間と費用をかけた立派な調査が行なわれなくても、傍聴者からアンケート用紙に記入して頂くなどの簡易な方法でも意義はある。
反対意見が多数でましたが、主なものは「個々の議員が市民と接する中で十分に市民意識は把握できている」「内容や方法等を適切に行なうのが難しい」といった趣旨だったと思います。
私にとっては残念な結果でしたが、率直に議論できたことについては良かったと思っています。