子ども達からのメッセージ
~ 人の心が本当に求めているもの ~
子どもの思いを伝えるメッセンジャー 高森 美紀子 氏
日時 1月19日(土)19:30~
場所 神明公民館
21世紀は「心の時代」と言われています。
しかし、心があることは分かっていても、心がどうなっているかは分かりづらいものだと思います。
ストレス社会が進行し年々生き辛くなる世の中で、子ども達も生き辛さを感じているようです。そんな状況のなかで、精一杯自分を表現する子ども達の姿から、我々大人は何を学べるのでしょうか。
子どもも大人も、発達度合いは別にして、同じ人の心を持っています。そして誰もが、幼い頃からの体験に基づいて無意識のうちに自分の心を形作り、その心の判断に従って生きていきます。
現代社会では、心を見つめる機会と見つめ方に触れることが難しくなっていますが、子どもと体当たりで付き合い、自らの心を見つめ直した講師の話を通じて、意外な発見と気付きが得られるのではないかと思います。
講師略歴
元新潟県警少年課・新潟少年サポートセンター長
39年間、新潟県警察で子どもの問題行動(非行等)を通じて、子ども・保護者・学校関係者等と関わるなかで、子ども達からの『こっち向いて!愛して!比較しないで!お父さんとお母さんは仲良くして!あまり期待しないで!干渉しないで!存在していていい?』等々の言葉を聞く。
この叫びを保護者や関係者に伝えると、問題行動の解消や軽減が図られ、そのことにより“問題行動を起こす子どもには肯定的な意図がある”ことを実感する。
「子どもは大人を手本にして生きている。子どもの健全育成には大人が成熟することが大切なのでは」と考え、現在、バックアップ3L(life、live、love)を主宰し、自己成長が促され、よりよい人間関係を構築するために役に立つセミナーやワークショップを提供している。