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平和活動

平和活動

今朝、「非核平和都市宣言市民の集い」に参加してきました。
この集いは、毎年8月1日(長岡空襲の日)に開催されているものです。
長岡空襲体験者のお話を聞いたり体験談を読ませて頂いて、その悲惨さに心を痛めている一人として、改めて恒久平和を祈らずにはいられません。

さて、世の中には様々な平和活動があり、それぞれの立場や視点で行なわれている活動には、それぞれの思いや意味があるものだと思います。それにもかかわらず、世の中から戦争や戦争の火種がなくならないのは残念でなりません。

「戦争をしない」というのは平和活動の一環であるとは思いますが、どちらかというと非戦活動であると私は捉えています。

戦争の原因は「争う心」です。個人レベルの喧嘩や憎悪の延長が国家レベルの戦争につながると思うのです。ですから、「戦争をしない」という活動は大切なことではありますが、対症療法であることも事実だと思うのです。
私は、これからの時代に「心の平和」を作り出す必要を感じています。「平和な心」を持つ人が多く住む国に戦争は起こらないと思います。そして、争い事やイザコザも少なくなり、本当の平和な社会が到来するのではないでしょうか。

また、戦争の悲惨さを伝えて「だから戦争はいけない」という訴えもよく聞きます。これもまた大切な活動であることは間違いないのですが、もう一つの手法も同時に取り入れる必要も感じます。それは、一人ひとりが「自分自身の尊さ」を実感することによって「命の尊さ」を感じ、尊いものを守る行動を始めるということです。「悲惨だからやらない」に「尊いから守りたい」をプラスできたら素晴らしいですね。

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